底砂にちょこんと佇む魚。両胸びれを器用に使いながら底砂やライブロックに乗っかるかわいい姿を見せてくれるゴンベの仲間をお迎えしました。
今回は「サラサゴンベ」についてお伝えしていきます。
・サラサゴンベとは?
・先住魚対策
・放流後
・人工餌への食いつきについて
・まとめ
サラサゴンベとはゴンベの仲間の一種で、主に底砂やライブロックの上に乗っかっている魚です。普通の魚とは違い、浮袋を持っていないので常に泳ぎ回る種族ではありません。
今回ジョリT水槽にお迎えしたのは比較的流通量が多い「サラサゴンベ」です。
体長は8cm程度しか成長しないので、shellⅡで飼育出来るギリギリの大きさかなと思っております。
体表は白をベースに赤のストライプが入ってます。派手なのか地味なのか分かれるような柄っていうのもいいもんですね。ジョリTは地味な柄だと思ってます。
他ネット情報だと同種混泳不可みたいです。まぁ実際に試していないので本当かどうかはわかりませんが… 同種混泳NGと言われているスズメダイも過密水槽にすると混泳出来るので何をもって混泳不可とするかは人によるかなー。
ちなみにですがゴンベ界のエースに「クダゴンベ」というのがいます。こちらは体長が10cmを超えるそうで、体色も赤がメインで鮮やかです。
サラサゴンベが量産型ザクなら、クダゴンベはシャアザクですな。
ジョリT水槽にはファイティングラスとシリキルリスズメダイがいます。
が、今回は特に先住魚対策をしませんでした。
・先住魚達と泳ぐ層とフォルムが違うため
・お迎えした個体の大きさがすでにファイティングラスより大きかったため
・そもそも大きくて持っているミニフィッシュハウスに入らなかったため
上記理由より、いつもどおりの水合わせ後にドボンしました。何も問題なく混泳出来ています。
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放流後は警戒心が強ういのか、人が横切ったり水槽を覗いたりすると隠れます。しかし少し時間が経てば前に出てきてくれて自由気ままにライブロックの上に乗ったりしています。
ここで注意してほしいポイントをお伝えしますが、ゴンベの仲間はサンゴの上でもお構いなしに乗ってしまうことです。
そのためサンゴにとっては迷惑なため、ストレスはありそうです。これについては今後、時間経過とともにお伝えしていきます。
ちなみにですがサンゴへの食害はいまのところありません。
我が家のサラサゴンベはショップにいるときから人工餌で管理されていたため、お迎え翌日から人工餌にしっかり食いついてます。
むしろ「普通の魚か!」と錯覚するぐらい水面にまで来てバクバク食べています。
これには暴君・ファイティングラスもドン引き。
人工餌への食いつきについてはショップでどのような管理をされていたかで大筋決まってしまうのではないでしょうか?
購入する際には傷等の確認と一緒に必ず人工餌を食べるか聞いたほうがいいです。
可愛らしいフォルムで独特な泳ぎ方をするサラサゴンベは見ていて面白いです。
海水魚を始めたばかりだと体色が鮮やかな魚ばかりに目を取られがちですが、こういった地味目の
魚を入れるとより主役級の魚が際立ちますよ。
量産型がいるから主役が引き立つ、これは鉄板ですね。
まぁ私はガンダムよりザク系が好きですけどねw