どうも、ジョリTです。
今回はライブロックスタンドを自作したのでその方法や反省点を書いていきます。
市販のライブロックスタンドは小さいものでもひとつ2000円ほどするため、自作したほうが確実に安く済みます。
また好きな形にも作成できるので、ライブロックスタンドに興味がある方は一読することをおすすめします。
・ライブロックスタンドとは?
・用意するもの
・アクリル板切削、アクリル棒寸切り
・アクリル板穴あけ、接着
・設置後の様子
・反省点
・まとめ
ライブロックスタンドとは、その名のとおりライブロックを底砂から浮かせるためのものです。
ライブロックを底砂から離すことにより以下のメリットがあります。
・底砂とライブロックが接していないため、嫌気層が出来づらくなる
・ライブロックの表面積が大きくなるため、ろ過機能向上が期待できる
・通水性が上がるため、デトリタスが溜まりづらくなる
・底砂で生活するゴンベ系やカエルウオ系の魚にとって生活スペースが大きくなる
まだまだメリットはあるかと思いますが、ざっと考えただけでもこれだけあります。
そのため我が家の水槽にもライブロックスタンドを導入すべくAmazonなどで市販品を探してみましたが、とても高額ですべてのライブロックを浮かせようとすると諭吉先輩が1.5人ぐらいいなくなりそうだったため、自作してみました。
ライブロックスタンドを自作するにあたり、以下の物を用意しました。
・アクリルカッター(Amazonにて350円ぐらいで購入)
・アクリル板 t=3.0mm(ホームセンターにて800円ぐらいで購入)
・アクリル棒1m φ6mm(ホームセンターにて500円ぐらいで購入)
合計1650円
材料費だけでこの程度の金額に収まるためとても費用対効果が高いですね。アクリル板はt=5.0mmを考えていましたが実際に見てみるととても分厚く、切削や穴あけが大変そうだなと思いt=3.0mmにしました。これは正解でしたね。t=3.0mmでも十分な強度を持っています。
アクリル棒に関して、φ6mmで十分だと思います。あまり小さい径を選定するとライブロックの自重に耐えられない可能性がありますので、ご注意ください。
まずはアクリル板の切削をします。定規でアクリルカッターをガイドしながら、ひたすら切削していきます。アクリルカッターの説明書には「1/3ぐらいまで切削したら手で割れます」とありましたが、ジョリT的には1/2ぐらいまで切削するほうをお勧めします。理由は単純に綺麗に割れなかったからです。
アクリル棒は40mm単位で100均ニッパーで切り込みをいれて、手でパキパキ折っていきました。
切削したアクリル板を穴あけしていきます。いつぞやかの結婚式引き出物でもらったカタログで注文した電動ドリルでバシバシ穴をあけていきます。作業ポイントとしては、ゆっくりやるのではなく一気に穴をあけた方が綺麗に仕上がります。自分の足や手などを怪我しないように気を付けてください。穴あけの間隔はひとまず適当に開けてみました。
穴あけが終わったら、接着作業です。余っていたインスタントグルーで接着してみました。が、接着剤が硬化するまでとてつもない時間がかかったので、もしかしたら市販の瞬間接着剤がいいかもしれないです。ただし市販の瞬間接着剤だと水槽内の生体にどのような影響があるかわからないため、安全第一で考えるならアクア用接着剤を使用することをおすすめします。
ライブロックスタンドを水槽に設置しライブロックを組み上げてみました。一部、底砂とライブロックが触れている所がありますが大部分は底砂から離すことが出来ました。通水性も上がり、とてもいい感じです。
反省点としては以下のとおりです。
① ライブロックスタンドのベース部を一枚でなく分割にすればよかった
② ベース部の穴あけ間隔を一定にすればよかった
③ 水槽立ち上げ当初から導入すべきだった
①の反省点について、ライブロックスタンドをマガキ貝に倒されないよう大きい一枚板で作成しましたが設置するときにとても苦労しました。無理やり底砂内に設置させるような形になったためデトリタスが舞い上がってしまいした… 考えてみるとライブロックの自重があるからスタンドが倒されることがないんですよね。
②の反省点について、適当にアクリル棒を接着させたため密と疎の部分が出来てしまいライブロックの一部が底砂に触れてしまいました。
③の反省点について、①とすこし被りますがやはり水槽立ち上げ当初から設置すべきです。デトリタスが舞ってしまうのと、生体やサンゴを導入した後にレイアウト変更するのはとても骨が折れます…
まとめ
反省点も見つかりましたが、それを補うぐらいのメリットがこのライブロックスタンドにはあると思います。今回の反省点を踏まえてライブロックスタンドを再作成し、水槽大掃除時に再設置しようかと思います。